広告が凄…。
精肉エリアの羊肉の写真の上に、羊の親子の戯れるリアル写真が。
食欲減退効果抜群です。
乳製品エリアに載ってる牛のイラストは全く可愛くない上に
恐怖の笑みを浮かべています。
相変わらずフェイクな電化製品エリアも健在だし
毎回予想外の展開で楽しませてもらっています。
話は変わって
今回の超初級日本語コースですが、
インタネット、イイんじゃね?
となったものの、かといって
「じゃ、明日からパソコン持参で」
なんて言ったところで、
向こうもこっちも準備できてないので
たぶんムリでしょう。
何から始めようか、と
ブログをサボり考え耽り
とりあえず、ビジネスパーソンが大好きな
パワーポイントを授業の中にガンガン投入することにしました。
そこに至る背景を少々。
・積極的に「ノートをとらない(またはとってもまとまっていない)」人が結構多い。
→ノートを自分なりに整理しながら理解していく、という日本人的な発想ではないらしい。
・筆記具すら持参していない人もチラホラ。
→すぐ暗記しよう(できる)と思っている人が何となく多い気がする。
小さい頃にコーランを暗記した(できた)経験が影響?
・専用のノートがない(スケジュール帳にメモ)
→確かに「ノート然」としたものがあまり売ってない。(レポート用紙みたいなのが多い)
で、レッスンごとに要点、文法をまとめたパワポを授業で展開し、資料としても配布。
配布資料は各スライドの横にメモスペース付のスタイルで。
すると、
まず、ホワイトボードだけではなかなかとらなかったメモ、してます。
対応するスライドの横にメモするので、何となくまとめられてます。
後で見つけやすいでしょう。
筆記用具持ってこない人も「ペンかして」と言ってきます。
スライドの横に罫線が引っ張ってある資料ですから
そら自動的にメモしたくなるようです。
手応えアリ(嬉)。
もちろん、ノートだけとりゃいいってもんじゃないけど
これで、前回やったことを何度も何度も聞かれて進まない
…という悪循環からは抜け出せそうです。
出張や会議のため休んだ人にも、パワポスライドをメールで送信できます。
「先週のメモ見せて」と別の人に頼んでる人もいたし(泣)
当初は
「仕事を忘れて学生に戻れるような授業」を目指してた気がしますが
そんなのムリです、てか彼らは求めてません。
彼らの大半の時間は仕事に支配されてるし、
それぞれの「仕事のやり方」も完成されてます。
ビジネスパーソンに教えるなら、彼らのやり方に合わせたアプローチが良いんだと痛感。
彼らがビジネスで使い慣れたツールを使い
彼らがビジネスで使えるフレーズを教える。
それが一番手っ取り早いし、満足度も高いはず。
盛りだくさんのコンテンツで教えるのは自己満足でしかないかも、と。
でも
だからといって、ビジネスビジネスな授業はやっぱりどうかね、と。
なかには文化に興味をもってくれて参加している人だっています。
そんな人に何を提供しますか、あなた。
で、
毎回面白いウェブサイトを見つけて紹介するコーナーを始めました。
もちろん、日本語を自分で学習するためのサイトも紹介しますが
それだけじゃなくて、例えば
日本人は安い電化製品探すときkakaku.com見ます、じゃん。
とか
日本ではフェイスブックやマイスペースじゃなくてmixiやGREEですよ、ほらこれ。
みたいな
みんなここは必死にメモ(笑)。
次の週には「先週のあのサイト見た見た、スゲー安い」とか話してます。
食いつきが違います。
日本人の自分が毎日フツーにアクセスしてるお気に入りサイトも
彼らにとってはコアな日本になるわけで。
ここでは飽くまでサブカルチャーを知るということに重点を置いているから
別に生徒の日本語レベルに合わせる必要はないかと。
むしろ、日本語わかんないのに日本の今を知ってる感じ
彼らにとっては「ちょっとした優越感」なんじゃないかと思う。
イイ気分にさせることは、モチベーション維持のためには重要です。
着物の着付けや、お花やお抹茶も知らないですが
そんな自分でも何かできることはあるはずです。
と、今のところうまくいってます。
でも、もちろん、ホワイトボードと教科書も使ってます。
ハーフ&ハーフといったところでしょうか。
いや、たぶんハイブリッドです。
イイトコドリですから。
さて、じゃあどうすんのさ。
昨日の垂れ流しな文章を読み返してみて
実はたいして整理されてないことに気づいた…。
まぁいいや。
思考の過程は必ずしも間違った方向ではないと思うし。
ポイントは「クラスの中で」その理想を目指すためにどうしたらいいんだってことで。
だってプライベートレッスンならこんなこと今日からでもできるもん。
言語の学習って、いったん自分が「好きかも」って思うと
自らすすんで勉強するようになる。
最大の問題は、結構シンプルで
当初高かったはずのモチベーションが、
初級でぶつかる壁にやる気を削がれて萎えてしまうこと。
そうなると、もうネガティブな方向にしか進まなくて
仕事が忙しいことが勉強できない理由になったり
最悪の場合先生の教え方が悪いって言われてしまったり。
それぞれの「日本語でやりたいこと」が異なるクラスで
ぶつかるであろう壁を予想してはクッションを置き
彼らのシートベルトになり、エアバッグになり
衝突のインパクトをできるだけ最小限にする。
そうやってモチベーションをできるだけ削がずに
自発的に勉強できるようになるまでのサポートをする。
「小学生じゃあるまいし。」
なんて言われそうだけど
自分も含め
この問題を自分ひとりで解決できちゃう人って多くない。
だって
やっぱり人間ですから。
もっと楽しそうなことがあれば
そっちに魅了されてしまうのはごくごく自然なことです。
隣の芝が青く見えたとき
振り返ると自分ちはもっと青かった
みたいなミラクルを目指すには。
さてどうしよう。
今日も相変わらず脳内ウロウロ。
うーん。
どう考えても1つの最強の案にまとまるワケない。
仮に1つになったならそれは誰かにとってはビミョーなわけで。
じゃあ、ひとつにしなきゃいーじゃん。
もっとフレキシブルにしたらいーじゃん。
30人いたら30通りのプライベートレッスンすればいいじゃん
…1クラスで。
あーまた戻った。
じゃーどーする。
うまく言えないけどたぶんそのためには
「大枠」みたいなものを作るしかない。
その「枠」は決して制限をつけるためのものじゃなくて
「こんな感じ」っていう提案に近いもの
それは教師にとっては授業を進める目安となり
生徒にとっては勉強をすすめるための目安にならなくちゃいけない。
あー難しい。
じゃあ「枠」って何だよ。
30通りの「日本語でやりたいこと」があります。
その30個のモチベーションの源をくくれる大きな枠。
それって何かの教材?ツール?
てか
そんなんドラえもんの秘密道具じゃん…。
…イジけても仕方ないし考えよ。
…
でも
ドラえもんの秘密道具って意外と良いかも。
要はそんな感じの無限さがポイントなわけで。
あ、
インタネット?
インターネットじゃね?
「何を今さら」だけど
教材探しに多用してるインターネットなのに
授業にパソコン持ち込んでネットつないでやった記憶ってほとんどない。
せいぜい写真を紹介する程度だった気がする。
教材探しにネット使ってるってことは
勉強するのにも一番身近で便利で無限なツールってことじゃんね。
やっぱインターネットじゃね?
だって
無限だし
フツーにみんな使えるし。
使えるか使えないか
良いか悪いかは別にして
なんでこんな基本的なこと
今まで気づかなかったんだろ。
てかみんなフツーに授業で使ってるんかな。
生徒のパソコン持込許可してたり。
よく考えたら
教師が教材探しにネット使うのに
生徒に授業中使わせないなんて
器の小さい人間じゃんね。
日本みたいに教材も環境も
日本語ドップリになれるわけないこの国で
いちばん日本語に近づけるのは
「マス形」でしかしゃべらない教師だけとのクラスじゃなくて
インターネットをフル活用した予想もつかないクラスじゃね?と
少なくとも社員の皆さんは
みんなパソコン支給されてるし
ネットを積極的に使えるだけの力はあります。
使える人と使えない人とのデジタルディバイドはないです。
あとは授業で使うコンテンツ探しと
生徒をネットサーフィンに没頭させないくらいの抜群のコントロール力かね…。
みんな大人だから、ただ禁止するだけだと納得しないだろうし。
とりあえずこれくらいにしとこ。
あんまり考えすぎると変な方向に行きそうだし。
日が変わればなんかいいアイディアも出てくるべ。